ライフイベントに応じた働き方で輝く

技術の進歩が進んでいる中、エンジニアも多く必要とされるようになってきており、男性ばかりではなく女性エンジニアも増えてきました。女性エンジニアは、男性にはない苦労を抱えることも少なくありません。結婚や出産、親の介護などのライフイベントが働き方に大きな影響を与えてしまうのです。
特に出産のときについては、一時的に仕事を離れなければならないため、働き方を変えざるを得なくなります。子どもが小さなうちは第一線で働くということは難しく、親の介護についても同様の問題が起こるでしょう。しかし、技術や知識がものをいう分野であるからこそ、しっかりと能力がついている女性エンジニアであれば将来に渡って働き方を変えながら仕事を続けていくことが可能です。例えば、結婚や出産で家庭に入ることになった場合でも、仕事量を調整しやすいフリーとして活躍することができます。全く仕事をしないというのではなく、少しでも続けていくことが大切となってくるのです。
技術の進歩は実際に触れていないとわからないことも多いので、できる範囲で仕事を続けていくことは能力の維持につながります。こうした形でエンジニアとしての活動を続けていくことで、子どもの手が離れたり、介護の必要がなくなったりした段階で本格的にフルタイムの仕事を始めるということもできるようになるのです。ぜひ、今後のライフイベントと仕事の両立を考えながら、スキルアップを心がけておきましょう。